日本製の仮想通貨c0ban(コバン)|小林社長の描く未来とは

2018年1月27日(土)、関西大学 梅田キャンパス KANDAI MeRISEにて開催されたセミナー『これからのゆるやかなお金の流れ〜VALUと仮想通貨〜‬』。前回は、『VALUと仮想通貨|小川社長の考えるお金とVALUの未来』と題しまして、小川社長が語るVALUのあれこれとその未来について記事にさせていただきました。

今回は、日本製の仮想通貨c0banを運営する株式会社Last Rootsの小林社長の講演をまとめてみました。

「c0ban」を初めて耳にする方も少なくはないかもしれません。日本製の仮想通貨で最も有名なのが「モナコイン」ですが、実はこの「c0ban」も歴とした和製仮想通貨なのです。

そんな注目の仮想通貨「c0ban」の特徴やサービス内容を紹介した後、小林社長の描く未来について今日はお話したいと思います。

「c0ban 小林」の画像検索結果

c0banとは?

2016年に発行されたc0banは「動画広告サービス」に特化した仮想通貨として注目を集めており、国内で既に実用化できる店舗も増えてきています。では、「c0(ゼロ)ban」なのか「cO(オー)ban」なのか、一体どちらなのでしょう。正解は「c0(ゼロ)ban」。由来はもちろん「小判」であり、正式名称は「c0ban(コバン)」となります。

「c0ban」の特徴とサービス内容とは

「c0ban」の特徴を簡潔に言えば、ブロックチェーン技術を活用した動画広告サービスに特化している日本発祥の仮想通貨なのです。動画広告と仮想通貨という2つのまったく異なるジャンルのビジネスを組み合わせたサービスが注目を集め、2016年7月のクラウドファンディング(ICO)では、当初の調達目標5,000万円をわずか3日で達成。その話題がさらに話題を呼び、1年間の募集期間の間に、6.3億円の資金を調達できるほどに拡大しました。

プロダクトをローンチした初期段階で多くの注目を集めた「c0ban」だが、注目すべき点はそのサービス内容だ。
それが「c0ban広告」というビジネスモデルなのです。

c0ban広告では、動画で自社をPRしたい企業及び個人が、閲覧した方に「c0ban」で報酬を与えることができます。 閲覧した方は、動画を見たという労働の対価として「c0ban」をもらうという形となります。

ブロックチェーン技術を活用した「c0ban」の最大の特徴が1円や2円といった少額取引を可能にした点なのです。なぜなら下記の手数料表を見ていただくと分かるように、日常で皆様が利用する金融機関の送金手数料と比べてみれば明らかだと思います。

手数料
取引手数料 0円
日本円 入金 0円
出金 800円と出金額0.1%の大きい方
c0ban 入金 0両
出金 0両

〔2017年11月現在〕

現在は、c0ban送金には約0.1円/ビットコインは約5000円必要とのこと。また初期入金金額が1万円必要など、必ずホームページ等で確認するようにしましょう。

他にも多くのメリットがあり、またデメリットも知る必要はあるでしょう。詳細は「c0ban」を運営する株式会社Last Rootsのホームページc0ban取引所ページにて確認するようにしましょう。

運営会社 株式会社Last Rootsと小林社長とは

この「c0ban」を運営する株式会社Last Rootsは、2016年の6月2日に設立。創業して約1年半の新しい企業です。
社員規模が約40人程度の組織だが、幅広く採用活動も行っており、今後成長していく可能性が十分見込まれます。

「株式会社Last Roots 小林社長」の画像検索結果代表取締役であり、さらにCEO 兼CTO 兼CFO という技術的な面や総務的な面の最高責任者も兼任している小林慎和氏は、大阪の枚方市生まれ枚方育ちで、大阪大学の大学院をコンピュータ工学を専攻して卒業した理系社長。博士号を取得する際には、マサチューセッツ工科大学の研究結果を凌駕するほどのシステムを開発し、2年の飛び級をして博士号を取得したとのこと。

その後、野村総合研究所で世界17ヶ国の事業の立ち上げを経験し、2011年にはソフトバンクグループが後継者育成と銘打って開校した「ソフトバンクアカデミア」において、1万2000人の応募者の中から100人に選出されました。しかも最終予選でのスコアはトップ通過だったようです。
その後、シンガポールを拠点に企業を立ち上げさまざまな活動を行い、2016年に株式会社Last Rootsを立ち上げ、「c0ban」という仮想通貨の開発に踏み出しました。IT 関係で天才的な能力を発揮する、グローバルな若手社長と言えるでしょう。

会社名:株式会社LastRoots

(本社)
東京都港区六本木5丁目5-1六本木共同ビル7F
(クリエイティブオフィス)
東京都中央区日本橋堀留町1丁目8-11
人形町スクエア7F

(役員)
代表取締役 CEO&CFO : 小林 慎和
社外取締役 : 村田 正樹
社外取締役 : 中井川 俊一
監査役 : 尾尻 哲洋
(辻・本郷税理士法人 特別顧問)

(株主)
小林 慎和、SBI

(設立)
2016年6月2日

(資本金)
6000万円
*クラウドファンディングにて6.3億円調達

(従業員数)
40名
*正社員、パートナー、オフショア拠点の総計

ブロックチェーンを日常に

ビットコインを中心とした仮想通貨の盛り上がりが衰えない日本国内。しかし、その熱狂部分は次世代の基軸通貨としての役割を期待するというよりも、投機的な意味合いでの盛り上がりが強いなと感じますし、度々そう指摘されます。

そんな中、小林社長はこう話します。

「通貨としての仮想通貨」を目指して「c0ban」の開発を行っています。決済のあり方、お金のあり方を本気で変えようと思っている。

仮想通貨やブロックチェーン技術の真の評価・凄さを多くの人へ体感してもらいたい、そう目指しているのが「c0ban」なのです。

その「c0ban」の重要な役割を担うブロックチェーン技術。その新たな革命とも呼ぶべきブロックチェーン革命を、私たち人類が経験したいくつかの社会革命を例に挙げ、小林社長の講義が始まります。

人類は、これまで農業(農耕)革命、産業革命、インターネット革命という3つの大きな社会構造革命を経験してきた。農業革命は狩猟と農業を分化し、産業革命は工業や商業を農業に比肩しうる産業として確立してきた。そしてインターネット革命では、情報ネットワークという新たな仕組みを創造することによって、空間や国境の制限を超えるという特徴をもたらしてくれました。

では、それぞれの革命は、私たちになにをもたらしてくれたのだろうか。


今につながる4つの革命

農業革命:輪作と囲い込みによる農業生産向上とそれに伴う農村社会の構造変化
『狩猟や木の実の採集などによる食料の調達 ⇒ 農業による自給自足へ』

関連画像  ⇒ 「農業革命 マンガ」の画像検索結果

 つまり、 0 ⇒ 1    


「↓」の画像検索結果


産業革命:綿織物の生産過程における様々な技術革新、製鉄業の成長、そしてなによりも蒸気機関の開発による動力源の刷新
『資本主義生産様式を確立させ、基本的な生産基盤を農業社会から工業社会へと転換させた』

「蒸気機関車 トーマス マンガ」の画像検索結果

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「↓」の画像検索結果


インターネット革命:情報の蓄積等を担うデータセンター業の登場。プラットフォーム化。また、パソコンやスマホの登場により、それら多くの情報を個人でも集積・共有することが可能になった。

「パソコン スマホ 情報共有」の画像検索結果

つまり、 100 ⇒ 1    

100が500,1000,10000となっても、1にできる。
それが、インターネット革命である。


「↓」の画像検索結果


 ブロックチェーン革命 

関連画像

中央集権でない分散型のブロックチェーンの可能性は無限

つまり、10000 ⇒(      )

いつでも何処ででも好きなだけ引き出すことができる。それが、ブロックチェーン革命である。


マイニングについて

マイニングとは、仮想通貨のブロックチェーンの整合性を保つためのシステムです。中央機関が存在しないピアツーピア(P2P)ネットワーク上で全ての取引が行われていて、 二重払いや不正を防ぐため、過去の取引履歴のデータの整合性を取りながら 取引の承認・確認作業を行うことをマイニングと言います。技術的には数学的な計算を繰り返し、特定の条件を満たす解を見つけた報酬として新しいコインを手に入れることができるのです。現在、ビットコインでマイニングを行ってる施設の数は、10,000~15,000と言われている。

(ちなみに、会場内ではマイニング経験者が意外と多いのには驚かされた)

yahooを例に挙げて、小林社長は分かりやすく説明する。今までなら、ネットワーク上の管理をyafooのような中央集権的サーバーに依頼し、その対価として金銭が支払われていた。このブロックチェーンのシステム上では、yahooの代わりに皆さん(マイナー)によって管理してもらう。従来ならyahooに支払われていた管理費を分配して皆さんに支払うことができるのです。

なぜ、c0ban なのか

なぜ「c0ban」を始めようと思ったのか。小林社長はこう話す。

ITの世界に20年以上いて、その20年間に出てきた企業というのは、Amazon、Appleで、中国のアリペイであったりテンセントといった企業が世界のトップを走っている。しかし、日本の企業で同じように世界を渡り歩くような企業が出てきていない。唯一元気なのはSoftbankくらいでしょうか。ただSoftbankに言えることは、事業投資に力は入れてはいるものの、Softbank自体のサービスが世界に広がっているわけではない。

「世界の時価総額ランキング 2017」の画像検索結果
*日本の企業では、42位のトヨタ自動車が最高

このような現実は、ITの世界にいる人間としては、すごく悔しいし悲しいのです。自動車業界ではトヨタがNo.1、産業機器ではコマツがNo.1ではあったりと、他の業種ではイニシアチブを取っている企業はあるのだが、IT業界ではトップクラスの企業が出てこない。

いつから出てきていないのかを思い返してみると、20年程前にソニーのプレイステーションやポケモンが出てきたくらいで、それ以降は失敗続きと言っても過言ではない。世界で通用するサービスが一つもないのが現状である。

では、ビットコインはどうだろうか。現在では約20兆円の市場でしょうか。しかし、その約20%の4兆円から5兆円がトップ100人が所有しているのです。恐らくほとんどがアメリカに住んでいるのでしょう。
ともかく、ビットコインは素晴らしい発明であることは間違いありません。しかし、ビットコインのこの現状を知ると、なかなかモチベーションは上がらないですよね。
それなら、ビットコインという素晴らしい事例を参考にして、和製の仮想通貨を使った独自のサービスを始めようではないかと考えたのが「c0ban」をローンチするキッカケだったのです。

株式会社Last Roots のこれまで

(2016年)

6月      株式会社LastRoots 設立
プロダクト発表『広告と共に仮想通貨を付与するモデル』

見たいCMだけを視聴するサービス。100%視聴を目指す。
CMを見終わった際に現れるc0banボタンをクリック(約0.9秒)。ここでブロックチェーン技術のマイクロペイメントが発動し、報酬が支払われる仕組み。
従来のCMは、著名人への出演料や制作費で1億円掛けてTVにて1000万人に視聴を促すスタイルだったが、c0banでは、10円の報酬を払って1000万人に視聴を促すスタイル。CMを流す側も視聴する側もWin-Winの関係に。

7月21日  クラウドファンディング始動→最終的に約6.3億円調達

「c0ban」の画像検索結果

9月21日  金融庁と日経新聞主催 フィンテックサミット賞 受賞

12月25日 c0banジェネシスブロック始動

(2017年)

3月25日  c0banシステム(世界初のデータ処理特許を取得)
※ログデータをうまく取り出し処理し工夫する

3月28日 c0ban取引所 オープン

「c0ban」の画像検索結果

6月1日   こばんちゃんねる 開設
facebookページ:https://www.facebook.com/c0ban.channel.tv/

6月15日  Google Cloud Next ’17 in Tokyo にて登壇

c0banスライド

株式会社LastRoots

6月20日  BBT大学 経営学部 ITソリューション学科 専任准教授

「bbt大学 小林慎和」の画像検索結果

9月27日  金融庁 登録申請受理

11月7日  時価総額100億円突破
  30日 時価総額200億円突破
※時価総額=c0ban所持総金額

12月8日  SBIより出資/累計預かり資産10億円突破
※現在、約35億円 ー

1月半ばにして
c0ban 獲得(完全視聴)回数 月間50万回超え
売買出来高 20億円超え

「c0ban」の画像検索結果


c0ban の目指す未来とは

〇 日常で使えるc0ban

〇 c0ban取扱い店の拡大

〇 世界に広げる

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より豊かな世界を共に創る

  世界で10億人に広めたい!

「c0ban 小林」の画像検索結果


小林社長は最後にこう話す。

「TSUTAYAのTポイントはどれだけ利用者が増えようと1P=1円で、それ以上にもそれ以下にもならない。『c0ban』の良さは、価値を上げることができる点。もちろんそのためには多くの方に広める必要があります。例えば、あなたが利用する近所のスーパーや居酒屋などで導入されれば、それだけ利用者が増え価値も上がる。要するに共に創り上げることができる、皆がHappyにできるのが『c0ban』の魅力なんです。」

「さらに『c0ban』はマイニングもできます。すでに個人でもマイニングされてる方もいらっしゃいます。これも皆さんで価値を分配し教授できることになるのです。このように、ブロックチェーン技術を使い、より豊かな世界を共に創ることができると考えています。」

最後に・・・

いかがでしたでしょうか。日本製の仮想通貨ということで少しは興味を持っていただきましたでしょうか。他のサイトでは「怪しい」「草コイン」といった辛辣なコメントも目にしますが、もし少しでも不安があったり、仮想通貨を持つ十分な資金がない人は、動画配信サービスでコツコツ貯めていくことから試してみるのもアリではないでしょうか。

早速、私は登録申請は出しましたが・・・。ただ皆様にお伝えしておかなければならないことは、私は運営会社の「株式会社Last Roots」さんとは何の関わりもないわけで、「c0ban」に限らず仮想通過や投資を助長するために記事を書いてるわけではないことをご理解いただきたい。

ただ一つ言えることは、十分期待できる要素も多く、システム的にも魅力的ではあるということ。ユーザーと広告主が今後どれほど増え続けるかも含め、将来性に期待したいのは本音です。

何もせずにとやかくは言えない、やってみないと分からないことだらけですからね。登録申請が完了しましたら、まずは細かな時間でコツコツ貯めてみたり、少額で投資してみようと考えています。また機会があれば、「c0ban投資」についての記事をアップさせていただきますね。

次回は、今回のセミナーの後半に行われた『#VALUのから騒ぎ ~VALUを使ってみたお話 あんなことやこんなこと~』をピックして記事を書きたいと思います。(本来は今回の記事に含めたかったのですが)

様々なキャラクターのVALUERさんがいらっしゃって、とても楽しく有意義に過ごせた時間を共有していただければと思います。
そして最後に、新人VALUERの私の自己紹介も少しさせていただきます。ご了承下さいませ。

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